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フォックスアンブレラズのはじまりは、傘のはじまり。 フォックスアンブレラズのはじまりは、傘のはじまり。

英国で創業したフォックス・アンブレラズ社は、
スティール骨を採用して
世界初の化学繊維の傘を開発した。
これが今の世の中でも流通している傘の原形である。
それから約150年経った今も、
創業以来の伝統をかたくなに守り続け、
現在も11本、
熟練の職人の手によって組み立てられている。

日本に上陸したのは、
設立間もない明治時代であったようだが、
記録としては残っていない。
ただ、欧米諸国に追いつけ追い越せの当時、
洋装の最先端であった英国ファッションを、
小物から取り入れようとしていたことは想像に難くないだろう。

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使えば使うほど愛しい、天然木材のハンドルと、アニマルヘッド。 使えば使うほど愛しい、天然木材のハンドルと、アニマルヘッド。

フォックスアンブレラズの傘の魅力のひとつは、経年変化が楽しめる天然材や革巻きのハンドルにある。マレーシアから輸出される藤の茎を使った “マラッカ”は、木の班が使うほどに濃くなり、全体的にアメ色に変化。竹の根を使った“ワンギー”は竹の節の手触りや個体差が特徴で、タッセルとの組み合わせが優美でいてエキゾティックである。

フォックスアンブレラズの傘の魅力のひとつは、
経年変化が楽しめる天然材や革巻きのハンドルにある。
マレーシアから輸出される藤の茎を使った〝マラッカ〟は、
木の班が使うほどに濃くなり、全体的にアメ色に変化。
竹の根を使った〝ワンギー〟は竹の節の手触りや個体差が特徴で、
タッセルとの組み合わせが優美でいてエキゾティックである。

遊び心が欲しい人や動物好きには、
シルバーに輝く
アニマルヘッドをおすすめしたい。
ニッケルメッキやマラッカに
樹脂を施したヘッドは、
英国の狩猟犬であるグレイハウンドやキツネ、
ラビット、ゾウやウマまで、
バリエーション豊富な動物たちが揃う。

遊び心が欲しい人や動物好きには、
シルバーに輝くアニマルヘッドをおすすめしたい。
ニッケルメッキやマラッカに樹脂を施したヘッドは、
英国の狩猟犬であるグレイハウンドやキツネ、
ラビット、ゾウやウマまで、
バリエーション豊富な動物たちが揃う。

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細巻きの美しい佇まいが、立ち姿を凛とスマートに。 細巻きの美しい佇まいが、立ち姿を凛とスマートに。

開いた傘のフォルムは言うまでもなく、
閉じたときのフォルムも
印象的なのがフォックスの傘である。
英国紳士にとって傘は、
雨具であり、ステッキでもあるのだ。
傘をできるだけ細く、きりりと巻く。
閉じてもなお美しい佇まいの傘は、持つ者の意識を整え、
英国紳士さながらの品格を醸してくれるだろう。